海水から作られていた塩はミネラルを豊富に含んでいました。
しかし1905年に塩の専売制が施行され、塩化ナトリウム99％のミネラル不足の精製塩の普及によって、国民全体のミネラル不足が助長されました。また、このことは塩化ナトリウムの取りすぎによる胃がんの増加の原因や生活習慣病に結びついているという指摘もあります。
ナトリウムもミネラルのひとつですが海水の豊かなミネラルバランスには到底及びません。
これを反省して、今はミネラル分を多く含んだ天然塩が多く出回るようになりました。
抜粋: NPO法人・予防医学普及事業団「知っておきたいミネラルのすべて」